スタッフブログ
トップ > スタッフブログ > 高次脳機能障害

高次脳機能障害

こんにちは。サビ管のアキです。

ずっと、ブログで取り上げたいなと思っていたマンガがあります。

実録漫画「交通事故で頭を強打したらどうなるか?」

 

突然の事故で意識不明→高次脳機能障害を負った方の実録ドキュメントマンガなんです。

なぜ私がこれを紹介しようかと思ったのかというと、最終話を読んでいて、私たちが日ごろの就労支援で考えていることがそのまま書かれていたように思えたからです。

作者さんは、目の手術をきっかけに「障がい自体は治らなくても、他の要素で補えるのでは?」と気づきます。

 

日頃から私たちは

「苦手なモノ、できないことをできるようになることが就労支援ではない。できているところや得意なところを伸ばすことで、苦手を目立たなくすればいい。苦手なこと、やらないで済むものはやらなくていい」とお話をします。

 

高いところが苦手なら高所作業のある仕事に就かなければ良いし、運転が苦手なら運転をしない仕事をすればいいし、電話対応が苦手なら電話をする用事の無い仕事をすればいいんです。

 

作者さんの場合、就労支援等は利用せず「人材派遣会社」のフォローを最大限に利用していますが、実は障がいのある方にとっての派遣会社って意外と便利だと聞いています。なにかあったときに派遣会社の担当が間に入ってくれたりフォローをしてくれたり、NGだった場合には次の派遣先を紹介してくれたりするので…。

ただ、作者さんはお仕事を続けていく中で、ある程度のことは自分でフォローできるようになったとも書いています。これもまた、私たちの目指すところと一緒です。自分の障がいのこと、特性のこと、得意や不得意、どうしてほしいのかなど、支援者の力を借りず自分で説明できることが望ましいと思い、利用期間中に自己理解を深めていただいています。

 

作者さんの、意識を取り戻してからの数年間の葛藤と奮闘が赤裸々に記録されたこのマンガ、お時間あったらぜひ読んでみてほしいなと思います。