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資格のいらない肩書

こんにちは。サビ管のアキです。

突然ですが……自身の職業を名乗るとき、どうしていますか?

たとえば朝や夕方の情報番組のインタビューを受けたら、【会社員 30代】とか【主婦 20代】とか【経営者 60代】とか出るじゃないですか。

病院やマッサージなど、アンケートにも職業を書く欄がありますよね。

子供の頃から目指してきたせいか、時代が変わっても福祉の仕事はマイナーだという気持ちがすごく強くて、私はだいたいいつも会社員とか事務職と回答しているのですが。

世の中には、業務独占資格と名称独占資格があります。

医師・薬剤師・看護師・美容師・弁護士・社会保険労務士・自動車整備士などなど…いわゆる士業には、業務独占資格つまり「その資格を持っている人しか、その仕事をしてはいけないよ」というものが多いです。

一方で、同じように【士】がついている割には、アキが保有している精神保健福祉士と社会福祉士は名称独占資格。精神保健福祉士です、と名乗るためには国家資格が必要ですが、ソーシャルワークを実践すること自体に資格はいりません。介護福祉士、保育士や栄養士、作業療法士など……医療・福祉・介護の分野には名称独占資格が多いですね。

これまでに職業を聞かれて「精神保健福祉士です」と名乗ったことはありません。どうせ言ったところで「それは、何?」といらないやりとりが発生するだけですから……。

結局のところは、あまり自信が無いのかもしれません。

 

なぜこんな話をし始めたのか。

職業訓練校や専門学校、就労支援機関では「資格取得」を目標としているところが多くあるのですが

ブリッジは開設してからずっと、資格を重視せずに運営してきました。

ブリッジの訓練を経て就労するいわゆるクリエイティブ業界では、あまり有効な資格がなくて資格よりも実績、どんな仕事をしてきた人なのかを重視されるからです。

実際に指導員として働くスタッフも、たとえばクリエイター能力試験の類を持つ人は少ないです。

 

デザイナーです、と名乗るために必要なものは経験と実績。

世の中、自称デザイナー・自称クリエイターは驚くほど多いですが。

資格がいらない仕事だからこそ、自信をもつことって難しいことなのだと思います。

 

ブリッジを卒業してクリエイティブなお仕事に就いた人たちも「デザイナーです」と名乗ることに躊躇して「いやいや、まだアシスタントですから」とか「コーディングよりもデバッグメインなんで」と、デザイナーやWEBコーダーと堂々と名乗ってくれる方は少ないんですよね。

ブリッジができて5年半。まだまだ道の途中です。いつか卒業生が「デザイナーです」「フロントエンドエンジニアです」と言ってくれる日までお付き合いを続けていきたいものです。